「ドライブレコーダーがエンジンを切っても映るのか」検索している方は、駐車中の当て逃げや車上荒らしといったトラブルへの対策を考えているはずです。近年は、駐車監視機能を備えたドライブレコーダーが登場し、エンジン停止中でも録画できるモデルが増えています。
この記事では、ナンバーが映るのに必要な画素数や夜間性能の重要性と機種選びのポイント、後ろ側に着ける必要性などを解説。さらに、購入時の選び方で注目すべき機能や、センサーの違い おすすめはSONYのセンサー、そして安物は信号機の色を識別しない理由まで、失敗しないドラレコ選びに必要な情報をわかりやすくまとめています。
- 駐車中の当て逃げや車上荒らしへの有効な対策
- 夜間や後方の映像記録に必要な性能や機能
- ドライブレコーダー選びで注目すべきポイント
- 安価な製品のリスクとセンサー選びの重要性
ドライブレコーダーはエンジンを切っても映る?
駐車中の当て逃げ対策に効果的な理由
ドライブレコーダーの駐車監視機能は、当て逃げ対策として非常に有効です。なぜなら、エンジンを切った状態でも周囲の異変を検知して録画することで、証拠映像を残せるからです。
たとえば、駐車中に他の車がぶつかってきた場合、目撃者がいないことも多く、泣き寝入りしてしまうケースも少なくありません。このような場面で、駐車監視機能が働いていれば、相手車両のナンバーやぶつかった瞬間を映像で記録できます。
また、動体検知や衝撃検知といった監視モードが選べるモデルであれば、より的確にトラブルの瞬間を記録可能です。
車上荒らし対策に駐車監視が有効
車上荒らしの被害は、駐車中にこっそり行われるケースがほとんどです。そのため、エンジンが停止していても作動する駐車監視機能は、防犯対策として非常に有効です。
実際、ドライブレコーダーのカメラが常に車内や周囲を監視していることが見えるだけでも、犯人にとっては大きな抑止力になります。特にLEDインジケーターや「録画中」と表示されるモデルは、視覚的に警戒心を与える効果があります。
さらに、動きを検知して録画するタイプであれば、犯人が車に近づいた瞬間を自動で記録可能です。これにより、犯人の姿や行動が記録に残り、警察への通報時に重要な証拠となります。
ナンバーが映るのに必要な画素数とは
車両ナンバーを正確に記録するには、ドライブレコーダーの画素数が重要です。目安としては、200万画素(フルHD)以上が最低ラインと考えられています。
この程度の画素数があれば、通常の車間距離や駐車場内での近距離で、ナンバープレートを鮮明に映すことが可能です。特に、衝撃や不審者の接近時に録画される映像は、トラブルの解決に直結するため、画質の良さが求められます。
夜間性能の重要性と機種選びのポイント
夜間でもしっかり録画できる性能は、ドライブレコーダー選びで非常に重要なポイントです。とくに駐車中のトラブルは暗い場所で起こることが多く、夜間の画質が悪ければ、証拠にならないこともあります。
このような場面では、夜間撮影に強いセンサーを搭載したモデルを選ぶことが効果的です。例えば、SONYのSTARVIS(スタービス)技術を採用したセンサーは、低照度環境でも明るくクリアな映像を記録できます。
また、HDR(ハイダイナミックレンジ)やWDR(ワイドダイナミックレンジ)機能が搭載されている機種は、トンネル出口や逆光のような明暗差の激しい状況でも白飛びや黒つぶれを抑えてくれます。
後ろ側に着ける必要性
前方カメラだけでなく、後方カメラも備えたドライブレコーダーの需要が高まっています。その背景には、「あおり運転」や「追突事故」といった後方からのトラブルが増えている現状があります。
後ろのドライブレコーダーを搭載する最大のメリットは、後方からの危険行為や事故をしっかり記録できる点です。たとえば、信号待ちの際に後ろの車に追突された場合、前方カメラだけでは状況を正しく証明することは難しくなります。後方カメラがあれば、追突の瞬間や相手のナンバープレート、さらには相手の車の動きや運転手の様子まで記録できます。
また、近年話題となったあおり運転への対策としても、後方カメラの存在は非常に有効です。車間距離を詰めてくる行為や急な幅寄せなど、前方では捉えきれない危険運転も記録できます。証拠として警察に提出する際には、非常に有力な情報源になります。
ただし、後方カメラの画質や夜間性能が低いと、肝心な映像が不鮮明になる可能性もあるため、前方同様に画素数やセンサーの性能にも注目して選ぶことが重要です。
おすすめのドライブレコーダー

最近のは種類も値段も多すぎて選ぶのが大変です…
・安すぎて必要なときに作動するか不安
・高いがよく分からない機能がいっぱいある
そんな方には私も使っているドラレコがおすすめです!
車好きであれば取付もそこまで大変ではないと思います
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エンジンを切っても映るドラレコの選び方
購入時の選び方で注目すべき機能
ドライブレコーダーを選ぶ際は、価格や見た目だけで判断するのではなく、必要な機能がしっかり備わっているかを確認することが大切です。
特に注目したいのは、「駐車監視機能」「夜間撮影性能」「広角レンズ」「GPS機能」などです。これらの機能があれば、走行中だけでなく、停車中や暗い環境でもしっかりと状況を記録することができます。
また、録画映像の確認方法もチェックしておくべきポイントです。スマホと連携できるWi-Fi機能や、録画データをすぐに再生できる液晶モニター付きのモデルは、トラブル発生時の対応をスムーズにします。
センサーの違い おすすめはSONYのセンサー
ドライブレコーダーの画質や夜間性能に大きく影響するのが「イメージセンサー」の性能です。このセンサーはカメラが光をとらえる重要な部品であり、その性能次第で映像の見やすさが変わります。
なかでも信頼性が高く、多くの高性能モデルに採用されているのが「SONY製センサー」です。特に「STARVIS(スタービス)」という技術を搭載したセンサーは、暗い環境でも明るく鮮明に映像を記録できることで知られています。
他社のセンサーと比べると、ノイズの少ない滑らかな映像が得られる点も魅力です。トンネルの出入りや夜間の撮影でも白飛びや黒潰れを抑えるため、事故やトラブルの瞬間をしっかり記録できます。
安物は信号機の色を識別しない理由
一部の格安ドライブレコーダーでは、信号機の色が正しく録画されないことがあります。この現象は、カメラのフレームレートと信号機の点灯周期が合っていないことが原因です。
日本国内のLED信号機は、1秒間に点滅しているような仕組みで制御されており、安価なドライブレコーダーではその周期に対応できず、映像上で信号が「消えている」「色が見えない」ように記録されてしまうことがあります。
その結果、赤信号で交差点に進入した車両の証拠を残したい場面でも、信号の色が映っていないために証拠として不十分になる恐れがあります。
このようなトラブルを避けるためには、信号機の点滅に対応したフレームレート(例えば27.5fpsや29.97fpsなど)を持つモデルや、LED信号対応と明記されている製品を選ぶのが基本です。
価格が安いという理由だけで製品を選ぶと、肝心な場面で映像が役に立たないリスクがあるため、最低限の性能確認は怠らないようにしましょう。
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